第3章 著作権について詳しく教えて!――窓の杜連載「クリエイターが知らないと損する“権利や法律”」のセルフ解説

紙版表紙

窓の杜で私の著書『クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本』の内容がほぼ丸ごと、日替わりの連載形式で紹介されています。せっかくの機会なので、セルフ解説してみます。今回は第3章。

第3章「著作権について詳しく教えて!」はこちらの6本。「お金と名誉ふたたび」「詠み人知らずはちょっと寂しい」が著作者人格権(公表権・氏名表示権・同一性保持権)、「手で書き写すのもコピーの一種」「勝手にレンタルしちゃダメなのか」「インターネットに流す権利」「ファンサブって何だろう」が複製権をはじめとする著作権の“支分権”についての説明です。

この章、どういう順番で説明するか、少し頭をひねりました。著作権法の条文通りだと、著作者人格権の次に複製権。その次は上演権および演奏権、上映権、公衆送信権……と続きます。この順番通りに説明するのは、書き手として面白くありません。

また、支分権を1つずつぜんぶ説明すると冗長になってしまいます。そこで、おもいきって口述権・展示権・公衆伝達権あたりの説明を省いてしまったのです。荒っぽい。

ちなみに初稿では第3章の終わりに「〈コラム〉他にもいろいろ著作権」という節があり、残りの支分権の説明で1ページ使っていました。しかし、これって巻末の一覧表と内容的にかぶるよね? 要らなくね? ということでバッサリ。

まあ、いま改めて初稿を読んでも、このページ要らなくね? と思うので、この判断は間違ってなかったのかな、と。

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