第7章 作品を発表するときに気をつけること――窓の杜連載「クリエイターが知らないと損する“権利や法律”」のセルフ解説

Kobo Aura One

窓の杜で私の著書『クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本』の内容がほぼ丸ごと、日替わりの連載形式で紹介されています。せっかくの機会なので、セルフ解説してみます。今回は第7章。

第7章「作品を発表するときに気をつけること」は、「デジタルコピーは劣化しない」「著作権を無償譲渡する利用規約」「独占的利用の許諾って何だろう」「商業流通って実はすごい」「電子出版権ができたってさ」「演奏者やダンサーにも権利がある」「〈コラム〉コンテンツ制作は今後も稼げるのか」の7本。

自分の作品をどこかへ公開する前に知っておきたい、著作物が流通する仕組みや業界慣習などについて解説をする位置づけの章です。インターネットの普及によって、誰でもクリエイターになれる時代になった、というのが本書の大前提にあります。出版権や著作隣接権を後回しにしたのは、商業流通よりインターネットでの発信の方が身近だから。そういう思いがこの構成に繋がっています。

ちなみに「著作権を無償譲渡する利用規約」を読んで気づいた人がいましたが、“スマートフォンでオリジナルTシャツのデザインや作成ができるサービスの利用規約” の話はユニクロ「UTme!」です。このブログでも炎上直後に取り上げており、結構反響も大きかったので本書でも取り上げさせていただきました。

この本はAmazonの「Kindle Unlimited」で読み放題の対象になってます。

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