2014年10月20日月曜日

「人気投票で電子書籍化・Kindle Scout」「GoogleとAppleから新型端末」など出版業界関連の気になるニュースまとめ(2014年10月13日~19日)

Kindle Paperwhite

毎週月曜恒例。出版業界関連の先週のニュースで、ボクが気になったものにコメントをつけてまとめていきます。電子出版界隈が中心です。先週は「人気投票で電子書籍化を決めるKindle Scout」「GoogleとAppleから新型端末が相次いで登場」などが話題になっていました。



【山口真弘の電子書籍タッチアンドトライ】アップル「iPhone 6 Plus」で電子書籍を試す ~5.5型、401ppiの高解像度で電子書籍の閲覧に最適 - PC Watch ※2014年10月14日


5.5型だけど縦横比が16:9なので、4:3のコミックを読もうと思うと上下に余白が入ってしまうという、iPhone 4s以前にAndroidがよく批判されていた事象が指摘されています。5型のKobo miniより表示サイズが小さくなるという逆転現象。まあ、数が売れている端末なので、「読めりゃいいんだよ」ってことになりそうではありますが。


加Rakuten Kobo、タブレット新モデル開発をやめ、今後は電子ペーパー端末3モデルに集中 ※2014年10月14日


元記事には "we are not at this point planning any new tablets." とあるので、「現時点で新モデルの計画はない」と訳す方がいいような。ちなみに hon.jp 以外の国内メディアはどこも記事にしていません。ふむ。


KADOKAWA・DWANGO合併による社内整理の影響か? 18禁ゲーム雑誌「DENGEKI HIME」が休刊へ|おたぽる ※2014年10月14日


Webへの移行ではなく、休刊。お疲れ様でした。


【新文化】 - 日本電子図書館サービス、実証実験を開始 ※2014年10月14日


日本電子図書館サービス(JDLS)が久々にニュースへ登場。図書館総合展の出展概要には、来年4月の本格稼働を目指しているとあります。国内で先行している「TRC-DL」や「Booklooper」、そしてメディアドゥとの業務提携で日本へ上陸する「OverDrive」と、どう差別化していくのか。


2017年度には2000億円市場に――ICT総研の2014年度電子書籍市場予測 - ITmedia eBook USER ※2014年10月15日


この調査には「電子書店利用率で1位が楽天Kobo、2位がKindleストアというICT総研のリサーチ結果が信用されていない理由 」で既にツッコミを入れてあります。


電子コミックの未来はどこに? « マガジン航[kɔː] ※2014年10月15日


携帯コミック時代からの振り返りは珍しい。「当時、凸版印刷の事業部門だったビットウェイ(現在の出版デジタル機構)が」という部分を読むだけでも、諸行無常を感じます。

「次のステップへの進化を阻む大きな壁」以降に関しては、動かしたり音を出したりといったリッチな表現は、これまでもさんざん試みられてきているけど、かけたコストに見合うだけの収益を上げるのが難しいのですよね。それに「それって、ビジュアルノベルゲームじゃん」みたいな。


Android 5.0は Lollipop (ロリポップ)、GoogleがNexus 6, Nexus 9, Nexus Player発表 - Engadget Japanese ※2014年10月16日


速報:iPad Air 2 発表、世界最薄6.1mmタブレット。新型プロセッサA8X搭載、Touch ID対応 - Engadget Japanese ※2014年10月17日


GoogleとAppleから新型端末が相次いで登場。いろいろ噂はありましたが、Android 5.0の愛称は結局「Lollipop」に。Nexus 9はアスペクト比が4:3というところが、従来のAndroidタブレットと異なる点。コミック読むのに良いかも。iPadは事前リーク通り、12.9型の情報は出ませんでした……。


柳美里さん、雑誌「創」の原稿料未払いを告白→編集長「出版不況の中、無理を重ねた」|弁護士ドットコムニュース ※2014年10月17日


原稿料を支払わない方もアレだけど、原稿料を貰わなくても7年間書き続けてしまった方もアレだなあ……という事案。ちなみに原稿料の債権時効は2年間だそうです。内容証明送ってたのかなあ?


アマゾンの出版エコシステムは完成に向かう « マガジン航[kɔː] ※2014年10月17日


Amazonの「WriteOn」ラボと「Kindle Scout」について、大原ケイさんの解説。前者はアイデアを膨らませるブレスト的な、後者は人気投票によって書籍化を決めるシステム。いわゆる「ベータリーダー」的な仕組みだと思っていたのですが、ちょっと違うみたい。


ところで「アマゾンを通した自己出版の売上げは既に昨年で4億5000万ドルに達している」という記述がががが。

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