2014年4月7日月曜日

出版業界関連の気になるニュースまとめ(2014年3月31日~4月6日)「エイプリールフール」「緊デジで東北関連は3.5%」など

iPadのhonto

毎週月曜恒例。出版業界関連の先週のニュースで、ボクが気になったものにコメントをつけてまとめていきます。電子出版界隈が中心です。先週は「エイプリールフール」「緊デジで東北関連は3.5%」などが話題になっていました。



集英社が全国にジョジョエリア、チェックインすると無料でマンガが読める -INTERNET Watch ※2014年3月31日


第3部アニメ放映に合わせた企画でしょうか。GPS機能によって、読めるエリアを限定するというやり方。駅前とかランドマークのような、人が集まる場所が指定エリアになっているみたいです。


エイプリールフール2014:2014年エイプリルフールネタまとめ - ITmedia eBook USER ※2014年4月1日


界隈のエイプリールフールネタがまとまってます。そういえば、数日前にチラ見せしちゃった某社は、当日は何も出さなかったなあ……。


【図解で分かる「決算書」の仕組み】丸善CHIホールディングス 書店運営だけでの黒字確保は非常に困難 - 経済・マネー - ZAKZAK ※2014年4月日


丸善CHIホールディングスの2014年1月期決算書解説。利益の9割は外商で稼いでおり、売上全体の半分を占める店舗・ネット販売の利益は0.1%に過ぎない、と。


ボイジャー、オーディオブックレーベル「PoETRY」を立ち上げ - ITmedia eBook USER ※2014年4月1日


ボイジャーがオーディオブック市場参入。オトバンクがだいぶ先行していると思いますが、競争で市場がもっと活性化するといいですね。


国立国会図書館、全国書誌データ提供ページを公開 | カレントアウェアネス・ポータル ※2014年4月1日


とりあえず全国書誌(電子書籍・電子雑誌編)のRSSだけ取得してみましたが、Annual report、事業レポート、事業報告書、株主通信……といったものばかりがズラッと並んでいます。ううむ。


出版状況クロニクル71(2014年3月1日~3月31日) - 出版・読書メモランダム ※2014年4月1日


毎月楽しみな、小田光雄さんの出版状況クロニクル。2番めのコミック売上推移について。無料マンガサービスによって、紙のコミックスやコミック誌は「さらなる凋落へと結びついていくだろう」と小田さんは予測していますが、果たしてどうなるか。

マンガボックスのセミナーでは、無料マンガサービスは認知獲得メディアだから書店店頭での立ち読みや回し読みと同じ位置づけで、単行本の販売によって収益を稼ぐモデルは従来と変わっていないようでしたが。


東京新聞:出版業界と連携広がる 減る読書人口 敵対より協力を:変わる知の拠点:特集・連載(TOKYO Web) ※2014年4月2日 魚拓


「街の本屋と図書館の連携を考える」シンポジウムや、千代田図書館が出版社の担当者を招いて実施した情報交換会のレポート。いい動き。いがみ合っていても摩耗するだけなので、手を携えていけばいいと思うのです。


学研グループのブックビヨンド、電子書店「BookBeyond」オープン - ITmedia eBook USER ※2014年4月2日


「学ぶ+知る+育む」がコンセプトの新電子書店。「学研電子ストア」をリニューアルし、自社以外のコンテンツも扱うようにした、という感じでしょうか。立ち位置的にはBOOK☆WALKERと同じような感じ? アプリのライセンス情報にAquafadasは表記されていない(モリサワの名前は見つけた)けど、噛んでるのはコンテンツ制作だけなのかな。


週刊文春がniconicoに上陸! 「週刊文春デジタル」はじまる | ダ・ヴィンチニュース ※2014年4月2日


ブロマガをプラットフォームとして、プッシュ配信をしていくようです。

「ネット上での炎上」材料を常に提供し続けている週刊文春が、まとめサイトなどで勝手に取り上げられているのは「もったいないと思っていた」

公式で利便性の高いサービスが提供されれば、海賊版は駆逐されることになるかな?


教材のデジタル化、その課題と挑戦――教科書出版の老舗、東京書籍がACCESSと協業のワケ - ITmedia eBook USER ※2014年4月4日


東京書籍とACCESSへのインタビュー記事。用いられている「PUBLUS Reader for Education」は「IDPFの標準にのっとったEPUBデータを忠実に再現できる基盤の上に、さらに高度な表現力を載せている」ので、結局のところ標準規格とは違ったものになっているのでは? という気がするのですが、どうなんだろう。


復興支援事業・書籍電子化 東北関連3.5% | 河北新報オンラインニュース ※2014年4月5日 魚拓


緊デジで公開された64,833のタイトルリストが作品タイトルだけズラッと並ぶ形になったのは、出版社名を出すなという大手の意向に依るものだったという話。なんというか……書名出てりゃ簡単にバレるのに、どうしてそんな安直なことしたのか。バカ?

ちなみに、「復興予算流用の指摘がある緊デジについて。地方出版社の立場から。」というブログ記事によると、東北の出版物が集まらなかった理由は

素晴らしい事業だと思ったのですが、
うちは参加しませんでした。

なぜなら参加できる出版社の条件が、
「出版社で作る業界団体に属していること」
「日本出版取次協会などに所属する流通業者と取引がある」
などという、まるっきりの東京目線。

ということのようです。

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