2012-02

レビュー

【書評】津田大介さんの「情報の呼吸法」を読んだ。

昨日書いたエントリーでもチラッと書きましたが、津田さんの「嫌儲」についての見解が言及されているというレビュー(確かツイート)を見て、これは読んでおかないとまずいなと思い購入しました。 情報の呼吸法 (アイデアインク)posted with ...
考察

「嫌儲」思想への勘違い

南極点のピアピア動画読了。4話目がめちゃめちゃ面白くてお腹が痛い。巻末川上会長の解説は、野尻さんの小説をニコニコに対する提言(嫌味)と捉え、それに対する回答をしている。嫌儲に対する見解には大いに異論があるけど、川上会長の考えの一端がわかって...
レビュー

【書評】野尻抱介さんの「南極点のピアピア動画」を読んだ。

野尻抱介さん5年ぶりの新刊です。Amazon での予約開始直後に注文したはずだったのですが、みごとに konozama を食らってしまいました。 【ニコニコ動画】初音ミクが来ない?来た? (最終版) まあ、ワンカップPさんの動画を思い出して...
レビュー

【書評】石黒浩さん、池谷瑠絵さんの「ロボットは涙を流すか」を読んだ。

先日、新宿高島屋のショーウィンドーで展示されたアンドロイドが話題になりました。こちらの製作者である、大阪大学教授の石黒浩さんによる著書です。動画を見て頂ければわかるとおり、怖いくらい人間にそっくりなアンドロイドの研究開発をされています。ロボ...
レビュー

国産の個人向けコンテンツ売買サイト『Synapse』を使ってみました。

[追記]2012年6月1日にリニューアルして、イベント動画の販売や有料オンラインサロンの運営をするサイトに生まれ変わったそうです。下記で紹介した内容とはかなり異なった事業展開になっています。 個人向けコンテンツ売買サイト「Synapse」、...
考察

クリプトンと二次創作と、同人・頒布・ダウンロード販売について

デジタルデータのダウンロード販売に関しまして - ピアプロブログ クリプトン・フューチャー・メディア株式会社(以下、クリプトン)から、キャラクターを用いた二次創作物を、デジタルデータとしてダウンロード販売することは許諾しないという声明が出さ...
考察

出版業界に激震!?書籍の「買い切り」制度導入で何がどうなるか

出版関連のエントリーを書いていたら、どえらいニュースが飛び込んできました。 何というタイミング。 日販、本「買い切り」導入へ協議 出版社・書店と:日本経済新聞 出版取次最大手の日本出版販売(日販)は書籍の取引で、書店からの返品を制限する「買...
考察

プリントオンデマンドは出版界の救世主?

電子書籍全盛時代に現れた最新印刷技術 プリント・オンデマンドは出版界の救世主となるか|ビジネスモデルの破壊者たち|ダイヤモンド・オンライン 上記の記事を読んだときに、最初に頭に思い浮かんだのがつい先日読んだこの記事でした。 池田信夫 blo...
レビュー

【書評】有田隆也さんの「心はプログラムできるか 人工生命で探る人類最後の謎」を読んだ

こないだからずーっとこの辺りを考えてるんだよねー。ロボットの意識や感情って、どうやったら生まれるんだろうって。— 鷹野 凌さん (@ryou_takano) 2月 14, 2012 Twitter でこんなことをつぶやいたら、お勧めされた本...
考察

箱ドットアイコンと二次創作とコピーライト表示

スタイリッシュかわいいペーパートイ|グラフィグ 最近 Twitter や Google+ で、こちらのペーパートイを元ネタにした『箱ドット』をアイコンにする方が急増しています。とてもかわいいデザインなので、個人でテンプレートを用意する方が現...
レビュー

【書評】宮川剛さんの「『こころ』は遺伝子でどこまで決まるのか―パーソナルゲノム時代の脳科学」を読んだ。

先日、ラマチャンドランさんの「脳のなかの幽霊」を読みましたが、この本が書かれた1998年時点では判明していなかった大きなできごとがあります。それが「ヒトゲノム・プロジェクト」です。そこで今回は、その最新の知見を踏まえた本を読んでみました。こ...
考察

「Facebook利用者は40代が中心」という調査を信用してもいいの?

コムニコ・ニフティが実施した Facebook 利用状況調査結果というのが、ここ数日あちこちのニュース系サイトに取り上げられています。 Facebookを一番使ってるのは45~49歳(読売新聞) ニフティなど、Facebookの利用実態を調...
レビュー

誰でも安心してデータを売買できる、国産サービスの loftwork 入門。創作者の生活を変えよう!

ここ数日、ボクの Twitter のタイムラインは Gumroad の話題で、正の意味でも負の意味でも盛り上がっています。そういった中で、アニメ監督の北久保弘之さんが、こんなことをつぶやいていました。 あーなるほど、Gumroadなんかより...
レビュー

Gumroad とレモン市場と9つの提案

どうやら Gumroad は、本国アメリカではそれほど話題になっていないようですが、日本ではウケたので、日本を主要ターゲットとする方針のようですね。日本語表記対応も近日中に行われるようです。と書いているあいだに、日本語化されていました。早い...
レビュー

Gumroad の問題点についてもう少し掘り下げてみました。

昨日のエントリーでは速報性を重視して、海賊版という形で真っ先に被害を受ける可能性のある "著作権者" の視点から危険性を挙げました。しかし、問題点はそれ以外にもたくさんあります。 コンテンツを販売する立場 コンテンツを購入する立場 サービス...
レビュー

Gumroad の危険性について早めに警鐘を鳴らします

個人コンテンツ販売の新時代を開くか 「Gumroad」で同人誌を売ってみる (1/3) - ITmedia ニュース via kwout ここ数日評判になっている『Gumroad』ですが、ボクは非常に危機感を覚えています。理由は以下の3点で...
レビュー

【書評】ラマチャンドランさんの「脳のなかの幽霊」を読んだ。

「人とロボットの秘密」を読んで、最新の脳科学について知りたいなーという欲求が湧いてきました。ただ、脳科学のブームに乗っかって怪しげな本もたくさんでているのも聞いたことがあったので、Google+でオススメを聞いてみたら、真っ先に、しかも二人...
考察

建設的な議論をしませんか?

ボクは冷たい人間です。 いきなり何だと思われるでしょう。「いやいやそんなことないよ」と言ってくれる人もいるかもしれません。ただ、自分のことはよくわかっています。基本的に他人にあまり興味がないのです。 例えば、自分の身の回りで何か議論が起きて...
レビュー

【】円城塔さんの「道化師の蝶」を読んだ。

芥川賞受賞記念購入です。 実はこれまで円城塔さんの作品は読んだことがありませんでした。前回の芥川賞で「これはペンです」が候補に挙げられ、村上龍さんのよくわからない指摘によって落とされた、という経緯だけは目にしていました。 【芥川賞選考】村上...
レビュー

【書評】堀田純司さんの「人とロボットの秘密」を読んだ。

先日、ロボットが感情を習得するには何が必要なのか?という思考実験を行なっていました。そもそも感情とは何ぞや?というところからいろいろ調べ物をしていたのですが、"情動" という言葉の定義につまづいてGoogle+ で問い掛けをしました。 やり...
タイトルとURLをコピーしました