KDPの売上や販売部数は公開していいらしいので、ひとまずストア別の比率だけ公開してみる

【朗報】Kindle作家さん、売上や販売部数はドンドン公開していってOKなんだって! | きんどるどうでしょう

入り江わにさんがアマゾンに問い合わせてみたところ、Kindle ダイレクト・パブリッシングでの売上や販売部数は公開してもいいそうです。

入り江わにさんの著書

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そこで、ボクの著書の実績を公開してみます。とはいえボクの場合、Kindle以外のストアでも売ってますので、ひとまず比率だけ。母数は内緒。少し前に別の場所でつぶやいてるので、興味がある人は調べてみて下さい。

チャンネル別の販売部数比率(2013年8月までの実績)

やはり、Kindleストアが圧倒的に強いです。Kindleダイレクトとパブー経由Kindleを合計すると、88.8%になります。パブー経由でKindleへ配信していたのは3ヶ月間だけなのですが、それでも16ヶ月間販売しているパブーとほぼ同数、8ヶ月間販売しているkoboはまだ追いついていません。

前提条件

  • セルフパブリッシングでの販売を始めたのは、パブーで2012年5月から
  • 初版はブログで全て無料公開している
  • 2013年1月に大幅改訂をして分冊化
  • パブー経由でKoboやKindleでも販売開始
  • BCCKSやGumroadでも販売開始(BCCKSでは1巻のみ販売)
  • パブー経由Kindleはいろいろ不都合があったので、2013年3月末頃からはKindleダイレクトに切り替える
  • 2013年6月からiBookstoreで販売開始したが、改訂が進んでいないため1巻だけ販売している

簡単に言えば、ストアごとに販売開始時期などが異なるので、同じ条件で比較できるわけではない、ということです。1巻だけ、販売期間もまだ3ヶ月のiBookstoreが、意外と健闘している感じ。

継続購入率は結構高い?

傾向が確実に見えているKindleストアだけの話。1巻と2巻の販売数比率は43.5%と、継続購入率は結構高いように思います。鈴木みそさんの『限界集落(ギリギリ)温泉』と似たような傾向です。

また、2巻と3巻では、3巻の方が若干多く売れています。内容的に3巻「情報発信」の方が難易度が高いので、それだけニーズも高いということなんでしょうね。

なぜ Kindleストアがこれほどまでに強いのか?

もちろん会員母数の違いというのもあるでしょうけど、Kindleの場合こういう記事で紹介リンクが貼りやすいのが大きいように思います。自分で外部へ紹介する場合は My Books List(著書一覧)のページを使うのですが、他の人が紹介してくれる場合はどうしてもAmazonになります。

これもうきっとGoogle+ガイドブック 1.導入編

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実のところ、Kindleで売れたのは永江一石さんが「More Access! More Fun!」で紹介してくれたのが非常に大きかったです。Amazonは自社サイト以外に、サテライトストアを無数に持っているのと同じ状態なんですよね。

ボクは amazlet というブックマークレットを使っていますが、Amazonで商品ページを開いたら、1クリックでソースが出力できます。ブログにはソースをコピペするだけ。非常に簡単です。

これもうきっとGoogle+ガイドブック 2.情報収集編

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これが例えばkoboの場合、商品ページを開いたらURLをコピーして、TGアフィリエイトの管理画面を開き、リンクカテゴリからアフィリエイト指定型を選択し、さきほどコピーしたURLをペーストし……と、手順がかなり多くて面倒です。しかも、生成できるのはURLだけなので、画像やテキストなどを自分で用意してレイアウトしなければならないという。

amazlet を使うと、このレイアウトが瞬時に出力されます。

これもうきっとGoogle+ガイドブック 3.情報発信編

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これは、ずっと自社でアフィリエイトプログラムをやってきて、Product Advertising APIというリンク作成用APIを公開して外部をまきこみつつ、支援環境をコツコツ整えてきた結果。サテライトストアからのリンクは全てバックリンクになりますから、SEOも強くなる。Googleで商品検索すると、だいたいAmazonが上位を占めちゃうわけです。

複数ストアで販売するのは手間が大きいので、その分多く売れてくれないと辛いのですよね……だから、他のストアにも頑張ってもらわないと。普通に考えたら、KDPセレクトで独占販売にして70%のロイヤリティオプションを選択する方が儲かると思います。

[追記]

koboの場合「楽天アフィリエイト」を使うとリンク作成は比較的ラクですが、報酬は楽天スーパーポイントになります。

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