2012年10月15日月曜日

電子書籍関連の気になるニュースまとめ(10月8日~10月14日)

(※写真:写真素材 足成より)

「電子書籍」関連でボクが気になった先週のニュースについて、コメントをつけてまとめていきます。毎週月曜配信。



博報堂、スマホアプリで電子書籍の販促支援 - 電子書籍情報が満載! eBook USER ※2012年10月9日


大手広告代理店がこういう形で動き出したという意味でちょい興味。


eBookJapan、分冊版の販売を停止――1冊版への切り替えも対応 - 電子書籍情報が満載! eBook USER ※2012年10月10日


なぜ「バラ売り」をやめようと思ったのかに興味あり。端的に言えば「売れないから」なんでしょうけど。購入済み顧客は無償で1冊版へ交換可能というのは素晴らしい対応。


特集テーマは「電子書籍」:ジブリの「熱風」が無料の電子書籍に - 電子書籍情報が満載! eBook USER ※2012年10月10日


その電子書籍特集部分しか読んでいませんが、かなり面白かったですよ。特に対談部分は、有料メルマガ・ブロマガに対する川上量生さんの考え方が分かって興味深い。「まぐまぐ!」に対するdisり方とか。未読の方は是非。


購入済み日本語書籍にも対応:Google、iOS向け電子書籍ビューワアプリ「Google Play Books」をアップデート - 電子書籍情報が満載! eBook USER ※2012年10月10日


試してみたので、エントリーを書きました。


hon.jp DayWatch - やっぱり読者のほうが賢かった!Amazon社の“7日間返品・返金保証”制度を使えば短編の電子書籍はほとんどタダ読み状態 ※2012年10月10日


図書館状態(;^ω^)

ただ、仮に返品・返金保証期間をもっと短く(GooglePlayみたいに15分とか)したら、恐らくこうやってタダ読みする人たちの大半は購入しないと思うんですよね。タダだから読んでる・観てる・聴いてるのであって、それにお金がかかるなら、別のお金がかからない楽しみに流れてしまうのではないかと。


hon.jp DayWatch - 個人作家は注目、ポストAmazon・Apple時代の最有力候補「言い値で買っていいよ」電子書籍販売モデル ※2012年10月10日


細かいやり方がどうなっているか分からないのですが、「最低××円から」みたいな値付けができるなら面白いんじゃないかな?という気がします。ちなみにボクがこのブログに貼ってるPayPalの投げ銭ボタンは「1口500円×数量」という形になっています(ゝ◡∂)☆


投げ銭


「まつもとあつしのそれゆけ! 電子書籍」 【第19回】ニコニコ動画はなぜ有料メルマガ事業「ブロマガ」を開始した? | ダ・ヴィンチ電子ナビ ※2012年10月10日


ブロマガがなぜUGC(user-generated content:消費者生成メディア)ではなく、有名人だけを対象としているのか理由が語られているインタビュー。

先鞭をつけるという意味では、最初の段階ではどうしても著名な方や、完成度の高いコンテンツを提供して関心を持ってもらう必要があるのは否めません。たとえば2007年にスタートしたニコニコ生放送も、当初は私たちが公式番組を自ら制作してスタートさせました。

いや確かに「ニコ生」はそうだったかもしれませんけど、「ニコ動」の最初の段階は「著名な人や完成度の高いコンテンツを提供」してたわけじゃないですよね? という思いが拭い切れない。ジブリの「熱風」に載ってる対談で、あからさまに「まぐまぐ!」のコンテンツや顧客を奪いにいってるというのが明確になってますしね。


アニメ : マンガ11万冊提供 電子書店アプリ「TOP BOOKS」が大幅リニューアル | RBB TODAY (エンタメ、その他のニュース) ※2012年10月10日


「マンガ11万冊」ってコミック専門で伸びてきた eBookJapan より多いから凄いなーと思ってジャンル別の数字を調べてみたら、コミック7946件、小説・雑誌19676件、BL3179件、TL・レディコミ2238件、オトナコミック3594件、計36633件。なんだこれ?と思ったら、検索結果に出てくるのは「シリーズ数」とのこと。つまり、hontoと同じく1話1冊数十円というコンテンツが大量にある形でした。

ちなみに、FAQにだけこっそり「購入日から起算して365日間は再ダウンロードできます」と書いてあるので要注意。1冊毎の詳細画面や購入画面にはこの注意書きがありませんでした。


koboイーブックストアで集英社コミックの配信開始 - 電子書籍情報が満載! eBook USER ※2012年10月10日


いままで集英社はゼロだったんですが、いきなり900点近くになってますね。さて、まだ10点程度しか提供していない小学館がどう動くか。他ストアに対する動きを見ると、そろそろkoboへの提供が始まってもおかしくないとは思いますが(再ダウンロード期限を設定する・しないの交渉をしていると思われ)。


【山口真弘の電子書籍タッチアンドトライ】Googleの7型タブレット「Nexus 7」で電子書籍を試す~Google Playブックスが利用可能 ※2012年10月11日


辛口の山口真弘さんが、ほとんど絶賛です。いい端末なんだなーぐぬぬ(まだ届いてない)。


hon.jp DayWatch - 場外乱闘スタート、米国の各作家団体が激怒、Google社/出版社団体AAPの和解締結について司法省に介入要請へ ※2012年10月11日


AAP(Association of American Publishers:出版社の団体)が和解したら、作家団体が怒り出しちゃいました。また長引きそうですねこれは(;^ω^)


Readerアプリが“Android”の大海原へ Xperia以外でも利用可能に (1/2) - 電子書籍情報が満載! eBook USER ※2012年10月11日


Reader for Xperiaとの違いを簡単にまとめてあります。


Kindleが抱える3つの不安 - CNET Japan ※2012年10月11日


「3つの不安」の1と2は大した問題じゃないです。1ページ目で「人々はもうガジェットを求めていない。求めているのはよいサービスだ」というベゾスCEOの言葉を引用しているのに、1つ目の不安が「日本向けに販売されるのはどの機種?」ってナニソレ状態になりました(;^ω^)

ただ、3つめの不安「品ぞろえはどうなるのか?」はおっしゃるとおり。実際始まってみたら、購入できる電子書籍の点数がめっちゃ少なくて

最悪のシナリオは、米国よりはるかに低い水準でのサービスを展開し、「なんだ電子書籍とはこんなものか」というイメージが定着してしまうパターン

……となる可能性が非常に高いと思っています。少なくとも、開始時に現存国内ストアより書籍点数が多くなる可能性は無いでしょう。Amazonが日本へ上陸する際の大阪屋みたいな抜け駆けは、電子取次に関してはあり得ないんじゃないかなあ。

ちなみにGooglePlayブックスは開始から3週間経ちましたけど、「新着」を見ても書籍が増えている気配が無いんですよね。配信しているのは角川グループとPHPと主婦の友社くらいで、他社は「様子見」ではなく「拒絶」しているのではないかと想像します。「Google Book Scan」闘争の印象が尾を引いてるんでしょうね。


「千円」E-Reader時代到来か!? « EBook2.0 Magazine ※2012年10月11日


いや、次はもうYahoo!BBみたいに「無料でバラ撒く」戦略でしょ。


あなたに合った電子書店を見つけよう:これでもう迷わない、電子書店完全ガイド――GALAPAGOS STORE (1/5) - 電子書籍情報が満載! eBook USER ※2012年10月12日


寄稿しました。第5回目。


紀伊國屋書店、電子書籍のポイント10倍キャンペーンを実施 - 電子書籍情報が満載! eBook USER ※2012年10月12日


実質1割引きですね。ここ最近どの電子書店もポイントセールを頻発しているような印象があります。DRMがあるからたくさん買ったユーザーほど他のストアへ逃げづらい=早くユーザーを囲い込んだモノ勝ち的なところがありますからね。Kindle Storeが開始時に大きな差別化をできなければ、先行している他ストアをひっくり返すのは意外に難しいと思います。


Amazon Author Rankリリース――売り上げトップ100著者リストを毎時更新 - 電子書籍情報が満載! eBook USER ※2012年10月12日


売上げランキングって、「売れてる本だけが売れる」という傾向を更に強くするんですよね……。


月額定額制で読み放題の電子書籍サービスを目指すベンチャー企業“Oyster” | カレントアウェアネス・ポータル ※2012年10月12日


日本には携帯電話向けのサービスで、既に先行事例がありますよね。うまくいってるのかな?



とうとうNexus 7本体より先に届いてしまった……_(:3」∠)_

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