2012年5月1日火曜日

これもうきっとGoogle+ガイドブック:第4章 Google+へ投稿しよう (13) 著作権を守ろう

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画像、動画、リンクは、いずれか1種しか貼ることができません。ただ、本文中にURLは貼れますので、例えば画像を貼って、その画像が投稿されているURLを本文中に記載するといったことは可能です。

 問題は、その画像や動画の著作権者があなた自身以外の場合です。例えばどこかのサイトにアップロードされている画像を気に入って、自分のパソコンにダウンロードしたとします。その画像が著作権者に無断で転載されたもので、あなたが違法ファイルだという事実を知っててダウンロードした場合、2010年1月1日に施行された改正著作権法により、違法行為になります。

 著作権者自身がアップロードした適法ファイルのダウンロードは、私的使用の範疇なので違法ではありません。しかし、それを再度インターネット上へアップロードする行為は、公衆送信権の侵害になり、これも違法行為です。作者のサイトへのURLが貼ってあれば容認される可能性もありますが、URLすら貼っていない場合は「作者不明」のファイルをインターネットの海へ放り込んでしまった状態になります。イラストを描いた本人は、自分の知らない所で「誰の描いたものか判らないイラスト」という形で流通することを望むでしょうか?写真を撮った本人は、自分の知らない所で「誰が撮ったか判らない写真」という形で流通することを望むでしょうか?もちろん答えはノーです。イラストや写真を評価してもらうのと同時に、自分自身も評価されたいのは当然のことです。

 日本の著作権法は親告罪なので、著作権者から訴えられない限り、損害賠償や刑事罰といった事態にまでは至りません。が、まずはそういった行為は違法なのだということを認識しましょう。自分がそのファイルの著作権者ではない場合、画像や動画のファイルをパソコンからGoogle+へ直接アップロードするのではなく、作者のサイトへリンクを貼る方法をお勧めします。サムネイルが自動表示されるのでどういう画像か判りますし、作者のサイトへ誘導を図ることもできます。

 日本の著作権法が世界的に見ても非常に厳しく、インターネット時代に対応しきれていない状態になっているのは確かです。例えばアメリカには存在する「フェアユース規定」を日本の著作権法にも盛り込もうという議論があったのですが、改正案ではいつの間にか骨抜きの状態になって、規制を厳しくする方向にばかり進んでいます。詳しくは山田奨治さん著「日本の著作権はなぜこんなに厳しいのか」をご参照下さい。ただ、「悪法もまた法なり」なのです。法として定められている限り、守らなければならないのです。



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