これもうきっとGoogle+ガイドブック:第1章 Google+って何なのさ? (4) 画面の向こうにいる人との交流

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 ボクがインターネットを利用する際に、忘れてはならないと思っていることがあります。それは、画面の向こう側にいるのも自分と同じ人間なのだということです。これはもちろん、Google+に限った話ではありません。例えばキャッチボールであれば、相手の取りやすい位置、相手の取りやすい早さでボールを投げてあげる必要があります。壁に向かってボールを投げるのとは違い、豪速球やバウンドするようなボールを受けられない人もいるのです。

 人間には感情があります。そしてそれを伝える手段は、基本的に文字です。もちろんカメラを使えば、怒っている表情や笑っている表情を伝えることもできますが、大半の場合やり取りの中心は文字です。 文字だけのコミュニケーションなので、直接会って話していれば伝わるようなニュアンスや雰囲気・表情・身振り手振り・仕草といった非言語手段(non-verbal communication)に頼ることはできません。要するに、こちらの意図していることは相手に伝わりづらいということです。

 だから、何気なく発した言葉が想像以上に相手を傷つけたり、怒らせたりする場合があります。例えば道に迷ったときに、見知らぬ人へ「おい、××に行きたいんだけど、道を教えろ」なんていう言い方をするでしょうか?相手が気の弱い人なら逃げられてしまうでしょう。怖い人なら、怒鳴り返されたり、ヘタをしたら殴られるかもしれませんよね。それがなぜかインターネット上だと、物理的に離れているからか、相対しているのがただの画面だからか、向こう側にいるのが人間だということを忘れ、ついついぶしつけな言葉をぶつけてしまいがちです。

 インターネット上とはいえパブリックな空間ですから、常識的な振る舞いが求められます。初めて話をする相手であれば、丁寧な言葉づかいをした方がいいでしょう。逆に、何度も交流を重ね仲良くなってきたら、丁寧な言葉づかいだとよそよそしく感じられてしまうかもしれません。冗談や、ボケ・ツッコミなども、ある程度親しい間柄ならいいでしょう。でも、親しき仲にも礼儀ありです。文字だけのやり取りですから、意図が伝わらず、怒らせたり悲しませてしまったりするかもしれません。だからボクは、インターネット上では直接相対するときよりも、言葉づかいには気をつけたほうがいいと思います。


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