2012年4月11日水曜日

電子書籍ストアレビュー「電子文庫パブリ」

第6回目は、「電子文庫パブリ」です。
http://www.paburi.com/paburi/
一般社団法人日本電子書籍出版社協会(EBPAJ)が運営しています。EBPAJには、朝日出版社・朝日新聞出版・アスキー・メディアワークス・NHK出版・エンターブレイン・学研ホールディングス・角川書店・河出書房新社・幻冬舎・講談社・光文社・実業之日本社・集英社・主婦の友社・小学館・祥伝社・新潮社・すばる舎・世界文化社・ダイヤモンド社・大和書房・筑摩書房・中央公論新社・中経出版・東京書籍・東洋経済新報社・徳間書店・日本実業出版社・早川書房・阪急コミュニケーションズ・PHP研究所・富士見書房・扶桑社・双葉社・ぶんか社・文藝春秋・ポプラ社・マガジンハウス・丸善出版・メディアファクトリー・山と溪谷社の41社が加盟しています。出版大手がずらりと顔を並べている組織ですね。



レビューはこちらの記事の
・ラインナップが充実していること
・読みたい本を簡単に探せること
・簡単に買えること
・いつでもどこでも簡単に読めること
・いつまでも保管できること
という5つの要素に基づいて行わせて頂きます。

※このレビューは投稿時点でのサービス内容に基づいています。

ラインナップは充実しているか?


ページを開くと左上に総作品数がズバリ載っています。現時点で20,903冊です。
ジャンル冊数
文芸2,424
ミステリー・サスペンス4,107
冒険・ハードボイルド・ハードロマン842
SF・伝奇・ファンタジー1,753
ホラー381
経済・社会小説420
歴史小説・時代小説2,343
歴史ノンフィクション・戦記116
詩歌・戯曲・古典348
海外文学277
エッセイ・対談・座談1,460
児童文学・児童書128
ドキュメンタリー・ノンフィクション・ルポ1,460
ビジネス・自己啓発1,450
社会・科学・文化・サブカル2,311
語学・学習154
生活・実用・生き方1,648
ライトノベル1,273
官能1,502
ボーイズラブ1,225
(※2012年4月11日時点)
ジャンル別に見ていくと、「お?結構多いな」と思うんですが、1冊に対し複数ジャンル登録されています。つまり、上記の数字は重複があります。また、コミック・雑誌・写真集などはありません。テキスト主体の本だけですね。集英社・小学館・講談社が名を連ねているのに、なぜなんでしょうか……。


読みたい本を簡単に探せるか?


トップページの作りは、左カラムにピックアップとジャンル別、真ん中にでっかい出版社のバナーと今週の新刊、右カラムに利用方法案内や売れ筋ランキングなど、基本構造は他のサイトとよく似ています。

ちなみに真ん中のでっかいバナーは、お知らせに食い込んでいます。普段Chrome18で見ているので、他のブラウザなら大丈夫かなー?と思い、確認をしてみました。

FireFox10での表示。

Internet Explorer8での表示。

……いったいどのブラウザで表示確認しているのでしょうか。

気を取り直していきます。ピックアップの「担当者のいちおし本」は書店のPOPのようになっています。手書き風になっていると面白いと思うんですけどね。

画面右上には、キーワード検索、レーベル索引、著者索引、出版社別ページ、詳細検索、対応機種別と、検索方法は豊富です。キーワード検索は残念ながら、サジェスト機能未対応です。

ジャンルをクリックすると、ジャンル別のトップページが用意されており、真ん中にでっかいバナーが表示されます。バナーに表示される出版社は時間とともに自動スライドしていくようになっていくので、恐らく41社を公平に表示するようになっているんでしょうね。

ベストセラーの右下にある「ジャンル○○の商品一覧を見る」をクリックすると、そのジャンルの書籍一覧が表示されます。

この一覧画面では、リリース順・タイトル順・著者順で任意にソートができるのと、表示方式を3列・1列・1列サムネなしから選択できるようになっています。ただ、表示形式を切り替えても表示される情報量は同じ(サムネ有無だけ)です。下図はサムネなしの表示。

詳細画面はこんな感じです。下の方には「あわせて買いたい本」や、「関連する本を探す」「この本を買った人はこんな本も買っています」などのリコメンドも表示されています。

試し読みにも対応していますし、Twitterやメールでの共有にも対応しています。お約束ですが、+1にも対応して下さい。ちなみに拡張機能からGoogle+へ共有しようとすると、タイトルやサムネ・概要などの情報取得に失敗してこんな表示になってしまいます。悲しい。

ちなみに、真ん中のでっかいバナーをクリックすると、出版社別ページが表示されます。出版社別のベストセラーや新刊一覧が確認できる、という形ですね。


簡単に買えるか?


「買い物カゴ」に入れるところまでは、会員登録無しでもできます。これは親切。ただ、例えば「あわせて買いたい本」として表示されたところに「買い物カゴに入れる」ボタンが付いていないので、連続刊をポンポンと買い物カゴに放り込んでいくような買い方はできません。惜しい。

ここから「購入手続きへ進む」を押すと、ログイン/新規会員登録画面へ進みます。

新規アカウントの登録には、「希望の会員ID」「パスワード」「氏名」「ローマ字(氏名)」「メールアドレス」「秘密の質問」と「答え」が必須項目になっています。秘密の質問がプルダウンから決まったものしか選べないのが不便。

規約に同意して登録内容を確認すると、メールが届きます。メールのURLをクリックすれば登録完了です。ただし、すぐには買えません。先ほど登録した会員IDとパスワードを再度入力してログインする必要があります。また、購入前にアプリのインストールと端末登録が必要となります。ちなみにMacには非対応です。

ちなみにパソコン用アプリをインストールしても、デスクトップにショートカットはできません。「スタート」メニューから「プログラム」→「パブリ」→「端末登録」という操作をする必要があります。最初の1回だけですし、パソコンに慣れてる人だったら問題ないかもしれませんが、ちょっと不親切な感じがします。

「端末登録」を開くと、会員IDとパスワードをもう1度入力しろと言われます。

こうして何度も何度も入力を促されると、うんざりしますね。会員登録で離脱する人は、結構多いのではないかという気がします。

決済方法は、クレジットカード(国内発行のみ)か、BIFLOBE決済・SUNNET決済が選べます。


いつでもどこでも簡単に読めるか?


Windowsパソコン、Android、iOSに対応しており、端末登録は3台まで可能になっています。しおりの同期などは無いようですね。


いつまでも保管できるか?


再ダウンロード期限が1年間になっています。ただし、ストアを最後に利用してから1年間という仕組みになっており、新しい書籍を購入すると過去に購入した書籍の再ダウンロード期限が全てリセットされます。んな面倒なことせずに、無期限にして下さい。



結論


マルチデバイス対応なのは素晴らしい。台数制限は致し方ないかなーと思います。ラインナップにコミックが無いのは痛手ですね。再ダウンロード期限のリセット方式は、ユニークですが意味が判らない。

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