2012年2月24日金曜日

国産の個人向けコンテンツ売買サイト『Synapse』を使ってみました。

[追記]2012年6月1日にリニューアルして、イベント動画の販売や有料オンラインサロンの運営をするサイトに生まれ変わったそうです。下記で紹介した内容とはかなり異なった事業展開になっています。


http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120224_514471.html
個人向けコンテンツ売買サイト「Synapse」、Gumroadで懸念の不正利用対策も -INTERNET


また新しく、個人向けのコンテンツ売買サイトが誕生しました。Gumroad に触発されたのかどうかは判りませんが、いわゆるマイクロペイメントと呼ばれるサービスが、今後もっと乱立してくるのではないかと思われます。

Synapse は先行他社のサービスと何が違うのか?さっそく試して、実際に売り買いまでやってみた感想をまとめてみます。
http://synapse.am/
Synapse(シナプス)- みんなの情報を、手頃な価格で。



まず、販売者としての登録には、Facebook または Twitter アカウントが必要です。認証はすぐ終わります。メールアドレスの入力を求められますが、必須ではないようなので×を押せば消えます。ただ、入力していないとログインするたびに毎回入力を求められるので、入力はしておいた方がいいでしょうね。

ログインしたら、[コンテンツを売る]メニューから[新規投稿]をクリックすると、下図のような画面になります。
[テキスト形式]・[ムービー形式]・[圧縮ファイル]・[リンク]の4種類の販売が行えるようです。試しに[テキスト形式]を選択してみます。すると、このような登録画面になります。
ボクがちょっと戸惑ったのが、カテゴリです。「ビジネス」・「政治経済」・「キャリア」・「Web技術」・「語学」・「ライフハック」・「文化・教養」の7ジャンルになっています。知識や情報、ノウハウなどのコンテンツを自由に売買というコンセプトになっているので、個人で電子出版をやるような感覚でしょうかね。

面白いのが、カバー画像。縦長のものを自分で用意してもいいのですが、カバー画像メーカーという機能がついています。
……なんかどこかで見たことがあるような気がしますが、きっと気のせいでしょう。


タイトル、サブタイトル、著者名や帯などを入力して左上の[保存]を押すと、表紙画像がpngで作成されるので、ローカルに保存し、登録画面からアップロードします(この辺りの手間が省けるといいですね)。
入力が終わったら、右上の[確認画面へ]をクリックします。
これで問題なければ、左下の[公開する]をクリックします。これで登録完了です。Gumroad より少し手間がかかりますが、loftwork よりはかなりラクという印象です。
こちらが購入用公開画面です。ボタンが[ビューアで読む]になっているのは、ログインしている本人だからです。ここから Facebook Twitter はてなブックマーク Google+ を使い、情報を拡散できます。

他の人がこの画面を見ると、下図のように[サンプルを読む]と[購入する]のボタンが付きます。
さて、Gumroad との最大の違いは、ここでちゃんと著者情報が表示されているところです。この画面で ryou_takano のリンクをクリックすると、プロフィール情報、他の販売商品の一覧、Twitter や Facebook アカウントへのリンクが表示されます。
こうなっていると、安心感が違いますね。惜しむらくは、ホームページへのリンクという項目が無いので、現時点ではプロフィール文に書くしか無いという点です。

なお、販売手数料は、売価の2割です。売上金額は毎月集計され、残高が3000円を超えた月の翌々月15日に振込の手続きが行われます。振込先は、PayPal か銀行口座です。PayPal の場合、入金を受け取った側に手数料がかかるので、銀行口座を登録した方がいいでしょうね。

さて、こんどは購入する側になってみましょう。[購入する]ボタンを押すと、認証画面に切り替わります。
これは、販売者として登録する際と同じ画面です。つまり、購入者も Twitter か Facebook で一旦認証しておく必要があるということです。

Synapse への認証が済んで、再度[購入する]ボタンを押すと、今度は PayPal のログイン画面が表示されます。
PayPal で購入できるのも Gumroad とは違うところですね。PayPal で購入すると、即時決済されます。

購入したコンテンツは、[マイページ]から[購入済みのコンテンツを読む]で、いつでも読み返すことができるようになっています。

なお、販売者側は、[コンテンツを投稿する]から[入出金管理]を見ると、販売実績を確認することができます。詳細表示はまだ準備中のようですね。現段階では、誰が購入したかは判らないようになっているようです。

さて、Gumroad との違いは、販売している商品を誰でも閲覧できる公式の「売り場」が用意されているところです。下図は、トップページの下側です。
まだ始まったばかりなので、商品がほとんどありませんけどね。

実際に利用してみて非常に気になったのが1点、購入画面に不正行為の通報窓口が無いことです。これはどうなんだろう?と思い、公式アカウントに尋ねてみました。


週末の夜だというのに、即返事がありました。好感が持てます。「支払いスパンが最短でも45日ある」というところがポイントのようです。捨てアカウントで売り逃げというのは難しそうですね。まだβサービスということもあり、意見があればどんどん対応していくそうです。どんどん使ってみて、どんどんフィードバックしてみてはいかがでしょう?

なお、運営会社は株式会社モバキッズです。DRM-Freeの電子書籍販売モール「BookPub」を三和書籍と共同で企画・運営している企業です。
http://bookpub.jp/
電子書籍ファンのための出版社直営電子書籍モール「ブックパブ」


手数料は Gumroad より若干高いですが、購入する側が安心して買える仕組みになっているのは大きいと思います。あとは、不正行為の通報窓口と、その受付体制さえしっかりすれば、Gumroad より格段に良いサービスになるような気がします。頑張って欲しいですね。

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