2012年2月1日水曜日

「匿名」と「匿名性」の違い。


「実名/匿名論争が無意味だ」というのは以前からのボクの持論です。


実名絶対主義の人は「実名とそれ以外」という切り分け方をして、「それ以外=匿名」というレッテルを貼る場合が多いです。

でも「匿名性」というのは高いのから低いのまでいろんな段階があります。




この図は Facebook と Google+ の違いです(あくまで規約上の話ですが)。
「実名」に近いところから言うと「あだな」・「愛称」・「通名」・「芸名」・「筆名」辺りは common name ですかね。

だから Google+ で「偽名使ってるんじゃねーぞ!」っていう警告が届いた時に、「前から使ってて、その名前で呼んでくれる友だちもいっぱいいるよー」っていう証拠を付けて反論すると、承認されたりします。

さて、「匿名性」という観点から言うと、「本名」ですら1対1で確実に相手を特定できるコードでは無いわけなんですよね。なにせ世の中には、同姓同名が山ほどいる人がいる。


もちろん珍しい氏名の方は、それだけ特定しやすいわけですが。

ネット上で「私は実名です」という主張をした所で、それを証明できる公的なものなどが無ければ匿名とあまり変わりが無い話だったりします。

「実名」と「顔写真」という二つの情報があれば、免許証やパスポートなどの公的な顔写真入り身分証明書と符合することで本人証明は可能ですね。

余談ですが、中古車情報サイトにアップされている写真って、今はだいたいお店の人が撮ってるんですよね。でもそれが実在するクルマだと証明するために、「車台番号」というユニークコードが使われます。フレームに刻印されている&車検証に記載されるので、偽造が難しいんですよね。

「匿名性」というのは1対1での特定が容易いかどうかという概念で、「実名」を出していても本人が特定できなければ匿名性が高いし、「匿名」でも本人の特定が容易ければ匿名性は低いんです。

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